チャンピックスとニコレットガムの効果の違い

チャンピックスとニコレットガムの禁煙の効果の違いについて、ご紹介します。
ニコチン代替法の元祖ともいえるニコチンガムのニコレットが、国内で市販され始めたのが10年ほど前のことです。
ニコレットガムには、クールミントやフルーティミントなどいろいろなフレーバーがあり、小さな1粒のガムの中にニコチンが2mg含まれています。
これを効率よく体内に吸収し、ニコチン切れによる離脱症状を和らげて、禁煙に導きます。
経口か経皮かという違いだけで、治療原理はニコチンパッチと同じです。

ニコレットは、煙草を吸いたくなったタイミングで噛まないと、普通のガムのように噛んでは効果がありません。
まず、口に入れたら15回ほど咀嚼します。
個人差はありますが、大体15回~20回噛むと舌先にピリピリくるような苦味を覚えます。
これが、ニコレットからニコチンが放出されたサインです。
ちなみに、一日に使用できる最大量は24個までと決められています。

次にチャンピックスは、ニコチンを使わない唯一の禁煙補助薬です。
ニコレットが喫煙以外でニコチンを吸収しながら、禁断症状をなくしていく「ニコチン置換法」という禁煙方法なのに対し、チャンピックスはニコチンを一切使わず、ニコチンの禁断症状を緩和する禁煙補助薬です。

ニコチンを使いながらの禁煙は、禁煙成功の最大の鍵になるニコチンへの依存体質からは、なかなか抜け出すことができません。
この欠点をカバーしたのが、チャンピックスです。
チャンピックスを服用すると、煙草をおいしく感じなくなります。
脳内のニコチン受容体を刺激して、少量のドーパミンを放出させることにより、禁煙のストレスを和らげ、ニコチンへの欲求を弱めます。

また、ニコチンの吸収を妨げて、煙草を吸ってもおいしく感じなくさせます。
この2つの作用で、禁煙成功へと導くのです。
日本では、2008年に承認されています。